2023年5月5日の楽しいGW期間中に起きた水の事故。
群馬県の利根川でラフティングを楽しんでいた大学生が
転覆し行方不明なり、
翌日に意識不明の状態で見つかり搬送先の病院で死亡が
確認されました。
暖かい季節になると水の事故のニュースも増えてきますね。
今回は運営会社の管理の中でどんな原因で事故がおきたのか
できる対策はあるのかまとめています。
目次
みなかみ町ラフティング事故の概要
日時:2023年5月5日午後3時55分ごろ
場所:群馬県みなかみ町の利根川
大学生は5日、ラフティングツアーに友人5人と参加していたところ、
ボートが転覆。
全員が利根川に投げ出され、大学生1人の行方が分からなくなっていた。
6日早朝から、警察と消防、ラフティング業者が合同で捜索を開始
午前5時50分ごろ、みなかみ町小日向の諏訪峡大橋の下流300メートルの川の中で、
心肺停止状態の大学生を発見。
その後、搬送先の病院で死亡が確認された。
みなかみ町ラフティング事故の現場
ラフティングの事故の現場はみなかみ町小日向の諏訪峡大橋の下流です。
諏訪峡大橋はバンジージャンプもできる橋として有名な橋。
この橋の下流300mあたりで事故は起きてしまいました。
ラフティング事故の運営会社はどこ?
今回の事故の運営会社は
みなかみ町の事業者でつくる「アウトドア連合会」に所属している会社の1つ
「株式会社ビックスマイルみなかみ みなかみ支店」です。
https://outdoor-rengoukai.com/
このサイトに
事故当事者カンパニー
「株式会社ビックスマイルみなかみ」
と記載があります。
「アウトドア連合会」は
「株式会社TOPグループ」の代表石川満好氏が運営しており
水上キャンプ場でアウトドア全般の企画運営をしているようです。
事故当日の川の水位は規定水位よりも6センチ低い3メートル74センチ。
組合は規定に沿って日ごとにラフティングに適したコースを決めており
安全には配慮していたそうです。
石川満好氏は
組合で徹底した安全管理を図ってきたにもかかわらず起きてしまった
また事故。アウトドア連合会は、以前、死亡事故があったから作られた業者団体。きちんとした報告書が出るのだろうか。
#修学旅行 でラフティングを許可している学校がありますが危険度を理解しているのでしょうかね。 https://t.co/WLuwwHRqkO— southwinds (@southwinds1972) May 5, 2023
確かにこういった事故が起きると修学旅行で企画されるのは
親御さんとしてもとても心配ですね。
ラフティング運営会社の責任は?
「アウトドア連合会」では保険内容として以下があり、
ラフティングを申込みする際に免責同意書を記入するようです。
「アウトドア連合会」の代表石川満好氏は地元の新聞社の取材に
「被害を受けた方やご家族、関係者に取り返しのつかないことをしてしまい、
深くおわび申し上げる。
どれだけ償えるか分からないが、ご家族には真摯(しんし)に対応したい」と述べた。
引用:www.jomo-news.co.jp
みなかみ町ラフティング事故の原因は?
今回のラフティング事故の詳しい原因は調査中とのことですが、
あるラフティング事業者は、今回の事故について
「ツアー客は必ずライフジャケットとヘルメットを着用する。
流されたツアー客は川の中の流木に引っかかり、脱げてしまった可能性がある」と話している。
引用:www.asahi.com
こんな可能性もあるそうです。
ラフティング、ライフジャケットは正しい着用しなければ外れて溺れる。乗船前に必ずレクチャー&確認作業は必須。みなかみ町小日向の場合どうなってたか?
— バルーン・サイエンティスト (@gakisun3) May 6, 2023
ライフジャケットやヘルメットも脱げていたようなので
その点もしっかり調査してほしいですね。
みなかみ町ラフティング事故の対策は?
町内のアウトドア事業者が加盟する
「一般社団法人アウトドア連合会」(石川満好理事長)は7日、
コースの安全確保のため、事故現場を含む利根川の約40キロ区間で、
障害物の点検と除去作業を行った。
現場では亡くなった男子大学生(19)の冥福を祈って献花した。
引用:www.jomo-news.co.jp
事故を起こした会社が加盟する運営会社「アウトドア連合会」は
長い距離に渡って点検をしたそうです。
点検は毎年5回、シーズン始めやカワの水位の急上昇時に実施して
いるとのことで今回の事故に対して
・事故が起きた区間については当面、ラフティングツアーを中止
・ツアーのコースも、川の水位などによって十分に安全を確保できる区間に変更
・水中に沈んだ流木などの障害物がないかを目視で確認
・水面に張り出した危険と思われる4ヶ所の木の枝を切除
こんな対策を改めて実施したそうです。
まとめ
今回はGW期間中に起きたみなかみ町のラフティング事故に
ついてお話しました。
若い大学生の命を奪った水の事故は本当に残念でなりません。
自然を相手に行うアクティビティには危険が伴うことも
よく理解し、今後同じような事故が無いようにしたいですね。
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