5月5日、群馬県みなかみ町小日向の諏訪峡橋下流の利根川で
ツアー中のラフティングボートが転覆し、乗客の男子大学生(19)が死亡した。
事故の真相を調査していくと驚くべき証言が
この日、あえて男子大学生たちの乗ったボートが「転覆する」ことになっていた
というんです。
もしこの証言が本当なら、とんでもないこと。
今回はこの証言を中心に調査していきます。
目次
みなかみ町ラフティング事故「転覆はわざと」の証言
同じツアーに参加していた男性乗客が5月8日、
上毛新聞のインタビューに応じ、事故当時の状況について証言しています。
男性は出発前の時点で、ツアー運営会社のガイドから、
男子大学生たちの乗ったボートが「転覆する」と聞かされたと証言。参加客に対し「あえてスリリングで過剰なサービスをしたのではないか」との
疑念を抱いていると打ち明けた。引用www.jomo-news.co.jp
男性は出発の時点でボートが転覆することを聞いていた。。。
あえて転覆させることで
ラフティングをよりスリリングに楽しませるサービスを
見込んでいたのかもしれません。
ツアーでは3艇のボートに乗客が分乗し、出発時には各艇にガイドが乗船。
転覆したボートは青色だった。男性らのボートの担当ガイドは出発時、同じボートの客に対し
「今日、この青いボートは転覆するから」と話した。引用www.jomo-news.co.jp
「今日、この青いボートは転覆するから」
これが本当だとしたら転覆はあきらかにわざと、、、
となってしまう内容です。
さらには
事故の直前に諏訪峡付近に差しかかった際、
それまで先行していた男性らのボートは、もう1艇と岸辺で待機。転覆したボートが下り始めるのを待った。
その時にも男性らは、担当のガイドから「この船は転覆するから」と聞かされたという。
引用www.jomo-news.co.jp
2度にわたって「転覆するから」と聞かされ
実際に転覆が起こったのです。。。
あきらかに過剰な演出と思ってしまうのは普通ですね。
事故後、男性がこのガイドに「なぜ転覆すると分かったのか」と質問したのに対し、
ガイドは「川の流れに入る角度を見れば分かる」と答えた。ただ、男性は「転覆を示唆していたのはこぎ出す前だった。
エンタメ的にあえてスリリングで過剰なサービスをしたのが、
裏目に出たのではないか」と振り返った。引用www.jomo-news.co.jp
ガイドも転覆することは承知していたとも思える証言。。。
これは起きるはずのない事故とは言えず、事件ですね。
男性の証言をまとめ
上毛新聞のインタビューに答えた男性の話をまとめると
・転覆することはあらかじめ決めていた
・転覆するボートも決まっていた
・「転覆する」の発言を2度聞いている
・川の流れに入る角度から転覆することはガイドも承知していた
本当だとすると転覆は起こるべくして起きた。。。
それはラフティングの会社も容認していたということです。
ラフティング運営会社の意見
では男性の証言に対して
運営会社はどう思っているのでしょうか。。。
運営会社は「『ボートがひっくり返る可能性がある』と
安全説明の一環では話したが、特定のボートが転覆するとは言っていない。
雪解けで水がまだ冷たい今の時季に、わざとひっくり返したりはしない」としている。
引用www.jomo-news.co.jp
また事故当時の状況についても
・各警察署に被害届を提出
・連盟、水上町役場、町観光協会、消防署、警察に事故報告書を提出
・すべて規定内で行われ、特に問題はなかった
としています。
男性または運営会社が噓の証言をしている
上毛新聞に応じた男性は
「亡くなられた方のご遺族に、事故当時の状況を知ってほしい」と取材に応じた。
亡くなった遺族や一緒にラフティングに行った友人の想いに対して
事故の真実を伝えたかったのだと思います。
しかし、男性と運営会社の意見は反対となっています。
残念なことですが、どちらかが噓をついていることになります。
男性があえてインタビューに答えて噓をつく理由があるでしょうか。。。
未来ある若者が一人亡くなっているのだから、事実を追及してほしい。
と思うのは当然ですよね。
事故について世間の意見は?
今回の事故について世間の意見をまとめてみました。
若い人の集まりだと盛り上げイベントのように
(わざと転覆させる行為を)やっている所は多いのではないでしょうか。この運営会社は否定していますが、
過去の参加者からも話を聞くなどきちんと調査し
全国的なガイドラインを策定するべきではないでしょうか。
自然相手に“絶対”はありません。慣れた頃にこういうことは起きます。
自分も若い頃、ラフティングで落水した事があります。
事前に難所だと説明を受けていた場所でした。ライフジャケットをきちんと着用しているから慌てず水面に顔を出して救助を待つ様言われていて、その通りにすかさずロープを投げてくださり助かりました。
川に流されながら思ったのは、家族の誰にも伝えずに来てしまったな…という事でした。
こういう事態もあり得るとの認識がなかった。
ライフジャケットが命取りになる場合もあるので、
危険なアクティビティだと思います。
わざと転覆はとんでもないです。
遊園地のアトラクションとは訳が違います。
その点を重々考えて参加すべきだと思います。
楽しいと安全は別物です。
ラフティングを何回か経験しています。
水量の少ない夏場では、流れが緩やかな所では転覆させたりして遊ぶこともありました。
ツアーガイドも乗り気でやります。雪解けで水量が多いこの時期はそういうことはあまりしませんが、
当時の状況でもしかしたらそのようにして遊んだのかもしれません。
いずれにしても、いかにライフジャケットをしていようが危険は常に伴うので、
参加者も催行者も慎重にならなければなりませんね。
ガイドも楽しませるのが仕事なんだけど、
遊びで命を落とすようなことは絶対に避けないと。
客は命までかけてやる冒険家じゃないんだから。
どこまでなら安全か、
どこから危険か判断するのも業者の責任です。とはいえ自然相手のアクティビティですから、
自己責任の部分もあるということも知っておかなければならないと思います。
ラフティングは楽しいけど危険と本当に隣り合わせだってことを
認識してください。
勉強を頑張り大学生になり、やっとコロナ規制が緩和され、
さぁこれから未来に向けて楽しいことを沢山経験してねと
親ごさんも送り出したはず。他のボートや同じボートに乗っていた方たちから聞き取りをして、原因究明をお願いします。
その日、その瞬間に何があったのかを運営会社は
本当のことを全て話して欲しいです。一緒に行っていたお友達も相当なショックだとは思いますが、
出来たらどんな事があったのかをご両親へ話してもらえたらと思います。
努力を積み重ねた若者が、
社会に出て活躍する前に命を落としたのがただただ悲しいです。必ず同じ地域での事故履歴など調べる、
研修や器具点検の最近の日付など公開していない業者に
命を預けないようにしましょう。空気を読まずに断ることも大事とお子さんたちには教えてあげてほしい。
驚くことに「わざと転覆させる」という事例が非常に多かったように
感じました。
(安全を考慮した上で)転覆させることが面白み、アクティビティという人も
居たことにも驚きです。
また、遺族や友人に対するコメントもありました。
未来が楽しみな大学入学したての若い命を奪われたのですから
とても悲しいですよね。
事故なのか、事件なのか?
亡くなられた大学生の祖母は
ラフティングボートの運営会社から話を聞いたが、
救助活動や安全対策が不十分だったのではないかと感じ、憤っている将来が楽しみで、まさかこんな事故に遭うとは思わなかった。
頑張って大学に入ったばかりだったのに。本当につらいです
おばあさんは、管理会社から「事故」であると説明されたのだと思います。
もし、これが事故ではなく「事件」であったなら、
おばあちゃんの気持ちはなおさら辛い悲しみになるでしょう。。。
まとめ
今回はみなかみ町ラフティング事故の真相について調査しました。
「わざと転覆させる」という男性の証言と
ラフティング運営会社との意見が食い違う結果となっていて真相は深まるばかりです。
しかし、大学生が1人亡くなっているわけですから、事実を明確にして行くことが必要です。
真実を噓で固めてしまうことや本当にあったことを隠したままでは
また同じようなことが起きてしまいます。
真実を話すことが亡くなった遺族や友人に対する誠意では無いかと思いたいです。
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